レーザースターの使用例

レーザースターの外観は図1に示したが、構造としては、溶接ボックスの中に被溶接体を固定し、顕微鏡等の操作により照射部位を決定してフットスイッチを踏めば、レーザービームが照射されるシステムになっている。実際に顕微鏡部分を覗くと、図2のように溶接ボックス内を見ることができ、ここからスイッチ操作で中央の十字の部分に正確にレーザーが照射される。本機の特徴の一つとしてレーザービームの集光性の良さが挙げられるが、これによって、模型に固定したままでクラウンブリッジ、金属床等の修理が用意に行える。その際、レーザービームは非常に狭い範囲に短時間で照射されるため、熱による母材への悪影響を与えにくい。

レーザースターを用いて行った各種技工操作時間を示したものが表2である。同種金属間はもとより、各種の金属材料間で良好な溶接が行える。以下に主な適応例と、実際の使用例を示す。

クラウンの修理例

クリアランス不足による補修、または鋳造欠陥の修理などに応用できる。

図3 クラウンの修理 材質:銀パラジウム合金
デンタル用セッティング
a:穴の部分に同材質ワイヤーを当てがい、そのワイヤーの上からレーザー光線を照射させる。
宝飾用セッティング
b:照射の完了した状態。ワイヤーの金属が溶けて一瞬にして穴がふさがる。
金型補修用セッティング
c:研磨完成した状態。流ろうと違い内面に流れ込まない。

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